大前研一氏による福島第一原発の現状と今後(YouTube第3弾)
今週も大前研一さんによる福島第一原発に関する解説動画がYouTubeにアップされました。
大前さんご自身が30年以上前に原子炉の設計者をされていたこともあって、他のメディアでは聞くことのできない解説になっています。
以下は、メモというか印象に残った点を要約
地震と津波によって、6機とも1度に被害にあうという想定外の事態に陥った。
今回の事故によって、科学技術の限界が露呈したのではないか。原子工学はそもそも確率論がベースである。
フルターンキーの盲点。現場の職員さん達は、皆マニュアルによって教育されてきた。GEが作った原子炉は、それこそGEが言う通りに運用していれば良かった。それにより設計した人間が現場におらず、現場の知恵が不足していた。
コンクリート漬けにするのはまだ早い。今はまだ余熱でぽかぽかしている状況。